爪が弱る原因は日常に溢れています。
指先を酷使したり、洗剤や薬品、お湯に素手で触れたり、乾燥したまま保湿しないなど...あなたの「まぁいっか」で日々、爪は弱っています。
他にも、体調や年齢での変化や遺伝ももちろんありますが、手元を気遣い、労わることで少しずつ健やかに導きます。
それだけではなく、指先を大切に扱う手の動きは自然と女性らしく上品な印象を与えます。
爪が健やかに美しくある為には
①程よい周期での正しいケア
②日常の徹底した保湿
③指先の使い方を改善
この3つは大きなポイントとなります。
①ケアについて
ハンズアップの自爪ケアは爪が欠けにくく、カーブがつきやすい形・長さに整えます。
そしてぬるま湯につけながら丁寧な甘皮ケアをしていきます。
このケアをすることで見た目がすっきりするだけではなく、必要な酸素や栄養分・保湿成分が爪が作られる部分に届きやすくなり、次に生えてくる爪を強く健やかに導いてくれるのです。
また周期的にケアすることで、爪にカーブがついてきたり、爪表面のピンクの部分が増えて縦長の爪に...など変化も期待できます。
手元の爪は1日で約0.1㎜伸び、伸びてくるのと伴い甘皮も張り付いてきますので、1週間~10日に一度ケアするのが理想的です。
なかなか頻度が高いので通うのが難しいという方は2週間に一度、せめて1ヶ月に一度でもいいので“続ける”ということがとても大切になってきます。
②保湿について
体質など個人差もあり、季節やライフスタイルによっても乾燥の度合いは変わってきますが、健やかで美しい爪の為には乾燥は間違いなく敵です。キューティクルオイルやネイルクリームを甘皮付近や爪の裏側など爪周りの保湿はもちろん、皮膚が乾燥し荒れていると爪にも影響がありますので化粧水やハンドクリームなどで手元全体の保湿をしっかりしていきましょう。
保湿は1日1回では少な過ぎるのです。
一度にたっぷりではなく少量でもいいのでこまめに保湿し、乾燥している時間をなるべく減らしていきましょう。
特に、手洗い後やお風呂の後など石鹸や洗剤、お湯に手が触れた後はすぐに保湿することが大切です。
クリームやオイルでべたつくとしばらく手元が使いにくいという方は、化粧水やジェル状のものなどべたつかない保湿剤はたくさんありますので、とにかく保湿です。保湿は裏切りません。
※皮膚が弱く荒れやすい方や、手に傷がある方は、香料など余分なものが入ったものを避けて自分の手に合ったものを慎重に選ぶよう心がけてください。
③指先の使い方について
・食器洗いは必ず手袋を
ついついこれぐらい大丈夫と素手でしてしまってる方も多いのではないのでしょうか。
洗剤×お湯は手にとって最悪のコンビです。必ず手袋をつけることを習慣づけてください。
この時にキューティクルオイルやハンドクリームで保湿し、布手袋をしたうえからゴム手袋をしてお湯で洗い物をすると、手も温まり保湿成分が浸透しやすいのでおすすめです。
・今日から爪切りは使わない
爪切りのパチンという衝撃は爪に負担がかかってしまいます。3層になっている爪の層の隙間に空気が入ったり亀裂が入りやすくなります。
二枚爪の原因にもなります。爪の長さは専用のファイル・エメリーボードというやすりで優しく削り、整えてください。
・爪を道具として使わない
シールやこびりついたものを剥がしたい時やこの細い隙間にちょうどこの爪が使える!などそこに爪があるからといい、つい爪を使ってしまっていませんか?絶対に良くありません(泣)日常から爪に負担をかけないよう心掛けてくださいね。
・指先のタッチは慎重に
パソコンを打つときは爪を使わず指の腹を使ってください。
箱や袋を開封するときははさみやカッター等道具を使ってください。
残り少ないチューブをしぼるときは爪先に圧が強くかかってしまうので指の腹や何か押し出せる道具を使ってください。
様々なシーンで指先・爪先に衝撃や強い圧を与えないよう大事に扱ってくださいね。
日々の積み重ねによりダメージを受けています。二枚爪の原因にもなり得ます。
・紙類は油分を吸い取る!?
段ボールや書類、お札も。素手での作業は油分水分を吸い取られています。出来れば作業時は手袋や指サックを使用し、作業後は保湿を忘れずにしてください。
・湯船に手をつけない
・シャンプーは指の腹で
お風呂につかるとき、手元はちゃぽんとつけずに外に出してあげてください。お湯は油分をおとします。
シャンプーをする時は爪を立ててゴシゴシ、、なんてことはしないでくださいね。
爪で頭皮も傷つけてしまいますし、爪先に圧がかかる+髪の毛や泡が爪と皮膚の間に入り放題で
刺激や負担になり、爪のひっついてる部分が少しずつ剥がされてしまいます。
また爪の隙間などに洗い残しが残ると荒れてしまったり爪と皮膚の間が不衛生になってしまいますので
優しく洗い流して乾かしてから改めてしっかりと保湿をしてください。
シャンプーやボディーソープなども“洗浄する”“汚れを落とす”効果のあるものに触れた後は
皮膚表面の保護バリアが弱まっている状態なので、お風呂上りはすぐに念入りに保湿をするようにしてください。
爪の隙間を清潔に保ち、大切に優しく扱うことも育爪の大きなポイントです。
・もちろん掃除も手袋を
トイレ掃除やお風呂掃除、窓ふきなど。洗剤・薬品は非常に刺激が強く爪にも皮膚にも悪影響です。
洗剤など化学薬品で剥離になってしまうこともあります。素手で触らないように徹底してください。
また、お庭のお手入れやお引越し、年末の大掃除など。ここぞとばかりに手を酷使するときは爪は短くし、手袋着用、保湿もいつも以上に頑張ってくださいね。
などなど・・・
いろいろと書きましたが急に全て変えることは難しいと思います。
頭で分かってはいてもなかなか、急いでいる時や仕事中など全部完璧に守るなんて出来なくて当然です。
ですが、気にかける・習慣づけるということを少しずつ地道にしていただくことで何もしないのとでは確実に差が出てきます。
ストレスにならない程度に、そういえば爪に良くないんだなとふと思い出したり気付いたりしながら
爪が育って嬉しくなったり少しサボってちゃんとしようっとスイッチが入ったり
楽しみながらいろいろお話しながら一緒に爪を育てていけたら嬉しいです。
たった1回素手で洗い物してすごく悪くなる訳でもなければ、反対にたった1回爪を労わっただけでは変わりません。
毎日の様々なシーンでの気遣いと労わりの地道な積み重ねなのです。
ただ、酷使するのはたった一日でも影響がでますのでお気をつけくださいね。
①のケアはハンズアップに是非おまかせください。
②の保湿と、③の指先の使い方は今からはじめられます。
あなたの爪が健やかに美しくありますように。
ハンズアップもお手伝いさせていただきます。